龍宮神社

リュウグウ

太陽系のアポロ群に分類される小惑星「リュウグウ」。2014年にはやぶさ2が打ち上げられる際、同じ名前にちなんで龍宮神社では成功祈願祭を執り行いました。
地球では太陽系ができた際の物質はもう消滅していますが、小惑星リュウグウにはそのまま残っているとされています。地球の生命がどのように生まれたのか、地球の海の水はどこから来たのか、地球の歴史を知る上での大事な鉱物や有機物を採取してきました。

龍宮神社では小惑星リュウグウの探査が終わった今でも、最初のタッチダウンを成功した日を記念日として毎年記念祭を行なっております。子どもたちに宇宙の魅力を伝えられればと思っています。

「はやぶさ2」再突入カプセル帰還安全祈願祭

NPO法人ギガスターは、8月23日(日)15時から、小樽市の龍宮神社において、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」の再突入カプセルの地球への無事帰還を祈願する祈願祭『「はやぶさ2」再突入カプセル帰還安全祈願祭』を行いました。本取り組みは、日本の小惑星探査プロジェクトである「はやぶさ2」がサンプル採取に挑んだ小惑星の名称が「リュウグウ」であったことにちなみ、「龍宮神社」の境内のサンプルを採取して当団体制作の実物大模型に格納して今後の貸し出し事業に供するとともに、「龍宮神社」の宮司により、12月6日に迫る「はやぶさ2」再突入カプセルの地球への無事帰還を祈る安全祈願祭を執り行いました。祈願祭には、当団体所有の「はやぶさ2」再突入カプセルの実物大模型とともに、9月1日から余市宇宙記念館で展示される「はやぶさ2」再突入カプセル実物大模型も持ち込まれ、祈願いたしました。コロナウイルスの暗いニュースがあるなか、日本が誇る小惑星サンプルリターンの挑戦をより多くの皆様と応援し、地球への無事帰還を祈る機会にするとともに、より多くの皆様が地域の科学館へ出向き、宇宙について触れるきっかけにしたいとの思いで行いました。

「はやぶさ2」ミッション

はやぶさ2は、初代はやぶさに続き、太陽系の歴史、生命の起源に迫る宇宙科学の一環として行う日本の小惑星探査プロジェクトであり、小惑星「リュウグウ」の岩石サンプルを採取して地球に持ち帰るというもの。2014年12月に打ち上げられた「はやぶさ2」は、2013年のサンプル採集ミッションも成功し、12月6日にオーストラリアのウーメラ砂漠へ帰還しました。

余市宇宙記念館で展示予定の「再突入カプセル」とは?

「再突入カプセル」は、「リュウグウ」で採取されたサンプルを格納し、安全に地球に持ち帰るためのカプセルです。帰還時に「はやぶさ2」本体から分離され、地球の大気圏へ再突入。その時の高温に耐えるための工夫がなされています。余市宇宙記念館では、2020年9月1日から、再突入カプセルを観察できる精巧な実物大模型と、再突入カプセルの心臓部であり、リュウグウのサンプルを格納する「サンプルキャッチャー」の実物大模型、そして、サンプル採取の際の目印となる「ターゲットマーカー」の実物大模型が展示されています。

「はやぶさ2」再突入カプセル帰還報告祭

「はやぶさ2」は、2013年12月6日に、オーストラリアのウーメラ砂漠へ帰還しました。
はやぶさ2が地球へと無事帰還し、オーストラリアでカプセルを回収したことを記念し、安全祈願祭を行なった龍宮神社で、ミッション成功の報告祭を行いました。JAXA(宇宙航空研究開発機構)は12月6日、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰ったカプセルが地球に帰還し、着陸予定地域であるオーストラリアのウーメラ砂漠にある実験場でパラシュートとともに発見したと発表しました。カプセルの回収作業は12月6日午前6時23分から開始し、7時32分に作業が完了しました。はやぶさ2は、リュウグウで人工クレーターを作り、舞い上がった物質を採取したが、その成果物は、まずヘリコプターで現地本部に輸送され、飛行機で日本に運搬されて、相模原市のJAXAで分析される予定です。

コロナ禍のため、zoomにて、JAXAの「はやぶさ2」ミッションマネージャー吉川真氏も出席される貴重な祭事となった。

コロナ禍のため、zoomにて、JAXAの「はやぶさ2」ミッションマネージャー吉川真氏も出席される貴重な祭事となった。

「はやぶさ2」小惑星リュウグウ、タッチダウン3周年記念報告祭

コロナ禍であったため、新船長「JXAはやぶさ2運用リーダー」三桝裕也氏はzoomで参列されました。