小樽駅から余市方面へ5分ほど歩き、鳥居をくぐって坂をのぼると龍宮神社へたどり着きます。
神社のすぐそばを電車が通り、豊かな自然と子どもたちの元気な声が聞こえる境内は趣に溢れています。
本殿の中にも歴史や繋がりを感じるものが置いてあります。
明治五年北海道開拓使として小樽を訪れた際、天然の良港に恵まれた海路や文化の拠点都市になると確信し、北垣国道と共に未開の地であった稲穂、富岡中心に二十万坪の国有地払い下げを受け、北辰社を設立。京の都にならい小樽の開発を進めました。その際移民の安意や航海安全を図るため、アイヌ民族が祭場としていた御鎮座地に武揚公の遠祖たる桓武天皇を合祀、「北海鎮護」と献額し龍宮神社を建立。また幌内炭坑の発掘など北海道開拓に多大なる功績を残しています。
麻生太郎氏は、戊辰戦争時代の明治政府軍中心的人物である“大久保利通氏”の子孫であり、龍宮神社は旧幕府軍の総大将“榎本武揚公”が建立された神社です。
榎本武揚没後100年記念祭の時に、自民党幹事長であった麻生太郎氏が、「100年目の仲直り」とおっしゃって、直々に正式参拝されました。麻生氏は参拝された1ヶ月後に、内閣総理大臣に就任。昇り龍のごとき立身出世の御利益です。
龍宮神社を建立した際に書した榎本武揚直筆の「北海鎮護」の書。
明治9年国有地払い下げの折、榎本武揚がアイヌ民族の祭場に遠祖桓武天皇を合祀したため、移民の安意を図る為に「北海鎮護」と献額し社を建立しました。
一本の木から彫られており、迫力のある今にも咆吼が聞こえてきそうな龍神像です。一刀彫りの素晴らしい彫刻であり、この像には様々なストーリーが描かれています。右側面には鳳凰、左側面には鯉と亀、下面には蛇が彫られています。
境内に隣接する、こども園「いなほ幼稚園」の園児たち。元は「龍宮幼稚園」という名称で、子ども達の健やかな育成のために建てられました。龍宮神社宮司が理事長を務めており、例大祭にも参加しています。
魚を入れた籠を持ったり、魚に乗っている姿であらわされ、岬や港町で、大漁や海上安全を願って祀られることが多く、悪鬼の害を退け、毒を除くご利益があります。
福島町の方が御奉納頂いた龍の像。海を司る神様として、海のものを材料として作られています。全身の鱗は昆布で、髭はテングサで、目は貝殻でできており、奉納してくださった方の想いが込められています。
龍宮神社から徒歩6分
列車到着の予報として上り列車は2打、下り列車は3打と決めて鳴らされていたそうです。1965年頃まで小樽駅で使われていた鐘は、役目を終えた今、小樽駅の入口で誰に気づかれることなく、ひっそりと余生を送っています。
龍宮神社から徒歩5分
梁川商店街で昭和12年(1937年)に創業。「歴史のまち小樽で育った味覚・季節の声に耳を澄まし、心尽くしの膳立てを」を信条に、鮮度のいい素材を用い、寿司のほか、刺身、天ぷら、うなぎ、焼物等をご用意しております。各種会合に大・小のお部屋があります。
龍宮神社から徒歩8分
一番人気の龍宮丼を始め、リーズナブルで新鮮・厳選したネタやお米を使用した有名店です。
唎酒師の女将に日本酒のアドバイスをいただけるのも魅力の一つ。昼夜営業、テイクアウトもやっております。
龍宮神社から徒歩6分
地元の食材を使用したイタリア料理店。
2022年に梁川通りに移転オープンした店内はオープンキッチンになっており、料理が作られる様子を楽しむことができます。
素材にこだわったお料理はもちろん、シェフおすすめの地元ワインも是非ご賞味ください。
龍宮神社から徒歩13分
龍宮クルーズは北海道運輸局の「青の洞窟コース」認可の第1号店です。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園の絶景を、楽しいガイドで爽快クルージング!たくさんの絶景ポイントを親切・丁寧なガイドで快適にクルーズします。